『一個人』2024年5月号、4月16日に全国発売しました。パステル画のアマテラスが目印です!
それでは、今号の見どころをご紹介します。
[大特集]日本の神話を10倍楽しく読みなおす!古事記超入門
古事記とは、現存する日本最古の歴史書であるー。そう聞くと、ひどく難解で窮屈な印象を受けますが、実はそこに描かれているのは、神々のお間抜けなどんちゃん騒ぎ、思いを寄せる女性に振り向いてもらえない気の毒な天皇、親の仇を討った少年の悲劇など、愛と笑いと哀しみにあふれ、ときたまエロスも顔を出す、日本最古の“超絶面白い物語”です。物語の監修は、古代文学研修者の三浦佑之さんです。
[Contents]
・巻頭インタビュー 「古事記と生きる」三浦佑之さん
・古事記の成り立ち
・古事記の世界観
・上巻のあらすじ
・もう一度おさらい【10分で要約】そうだったのか上巻
・コジオタ三浦さんの誌面講義 上巻ここが面白い
・中巻のあらすじ
・もう一度おさらい【10分で要約】知らなかった中巻
・下巻のあらすじ
・もう一度おさらい【10分で要約】歴史が見える下巻
・コジオタ三浦さんの誌面講義 中下巻ここが面白い
・出雲神話と古事記
・古事記の神様図鑑 監修:渋谷申博さん
・古事記ゆかりの神社MAP 監修:渋谷申博さん
・現代を生きる神話 寄稿:島田裕巳さん
・歴代天皇一覧
・『共同幻想論』と古事記
・古事記 Book Review
[春の歩き旅]山深き熊野古道を往く
「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて今年で20年。古代から中世にかけ、熊野三山への信仰が高まり、上皇・女院など高貴な身分の者だけでなく、民衆の間でも熊野詣は盛んに行われました。今なお太古の姿のままあり続ける熊野の古道を歩きます。
[春の歩き旅]昔日の面影を求めて中山道を歩く
江戸の日本橋から今日の三条大橋を結ぶ中山道は五街道の中で最も長い。善光寺や伊勢神宮への参拝ルートとしても活用され、皇女・和宮をはじめ、皇族方も主に中山道を利用しました。今回は、岐阜県東濃エリアの5つの宿場をめぐりました。
今号から、杉田新さんの鉄道連載「一鉄人」も始まりました。是非、書店等やAmazon、楽天ブックス等でお求めください!