『一個人』2024年9月号、本日8月16日に全国発売しました。大特集は「超長寿社会 日本の死生観を問う 死ねない時代の仏教入門」です。それでは、今号の見どころをご紹介します。
[大特集]超長寿社会 日本の死生観を問う 死ねない時代の仏教入門
人は必ず死にます。しかし現在、日本人の100歳以上人口は9万人を超えています。平均寿命は84.3歳で世界第1位です。人生後半生をどう生きるのか。そのヒントが、仏教の教えに秘められています。2010年に新書『葬式は、要らない』が大ベストセラーとなった島田裕巳さんのインタビューを皮切りに、仏教が教える死生観や死後の世界、さらには、仏教以前の日本の死生観まで見通します。
[特集Contents]
・巻頭インタビュー 宗教学者・作家 島田裕巳さん「人生100年時代の死生観【最終回答】死を恐れる必要はない」
・【総扉】超長寿社会 日本の死生観を問う 死ねない時代の仏教入門
・【第1章 無常】仏教は死をどう捉えてきたのか
・なぜ日本で仏教は広まったのか?
・全国総本山・大本山マップ
・仏像鑑賞入門
・仏像の世界観と信仰の歴史
・日本仏教の死生観とはなんだろうか
・【第2章 浄土】極楽往生への想いは地獄の発見からはじまった
・浄土教発展のきっかけは「地獄」の流行
・壮麗なる「この世」の西方極楽浄土
・末法の到来と地上の極楽浄土への願い
・仏教に革命を起こした法然の称名念仏
・日本的美学の底流としての仏教
・【第3章 大往生】超長寿社会日本の新しい死生観
・いま新しい死生観で生きる
・般若心経262文字から仏教の歴史が見える 音読編 読解編 写経編
・【第4章 霊魂】仏教だけではない日本人の死生観
・『万葉集』挽歌にみる古代日本人の死生観
・時代の暮らしを映し出す「日本人と死」の変遷
・怨霊の真実
・今こそ知りたい「仏事」のしきたり
・文学作品でみる生と死の言葉
・「私はここに眠ります」ステンドグラスのある森の樹木葬
・ぶらり鉄道 寺めぐり
・立川市の国宝
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