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沖縄県うるま市の中高生が22年わたって踊り次ぐ感動の舞台「肝高の阿麻和利」の東京公演が開催

 沖縄県うるま市の「うるま」は「さんごの島」 の意味をもつ。その意味の通りの豊かで美しい海と自然、世界遺産「勝連城跡」に代表される歴史文化遺産、海中道路や県内最大規模の闘牛、エイサー発祥の地としても知られる芸能文化など、うるま市には多彩な魅力が溢れている。

 同市では 「愛してます 住みよいまち うるま」の実現に向け、豊かな自然や地域の伝統文化を最大限に活かしたうるま市シティプロモーション事業を展開している。今回開催されるシティプロモーションは“うるまブランド” 「沖縄のすべてのコンテンツ、アクティビティが体感できるまちうるま」 を体感できるイベントとなっている。 メインとなる現代版組踊 「肝高の阿麻和利(あまわり)」はうるま市の中高生で22年にわたって演じられている「奇跡の舞台」。県内だけでなく県外ファンも多く人気がある。文京シビックホールで是非ともこの「奇跡」を体感してほしい。

肝高の阿麻和利とは

「肝高の阿麻和利」は、うるま市の中高生が主演する現代的な舞踊劇です。

これは、沖縄の古代からの伝統的な芸術形式「組踊」を基盤に、現代の音楽とダンスを組み合わせたもので、10代目の勝連城城主「阿麻和利」の生涯を描いています。これは、「沖縄版ミュージカル」とも呼ばれ、1999年に勝連町教育委員会により、子供たちの感動体験や居場所の確保、郷土の再発見、子供と大人の地域振興活動を目指して計画されました。

当初、7人の子供たちだけがオリエンテーションに参加していましたが、3か月間の本番までに、教育委員会や演出家平田大一などによる粘り強い努力が実を結び、最終的に150人の出演者が集まり、4200人もの観客が2日間で訪れるという成果を達成しました。そして、これが「肝高の阿麻和利」の初演であり、その「勝連城跡」での奇跡の舞台となりました。

一度きりの公演のはずが、子供たちの熱意が再演を求め、感想文と嘆願書を作成して教育委員会に提出しました。その結果、「勝連城跡」での再演が決定し、「あまわり浪漫の会」の前身である「父母の会」が設立され、子供たちをサポートする体制が整備されました。さらに出演者の範囲も拡大し、新たに与勝高校の生徒を含む与勝地域の中高生の活動が始まりました。

以後、世代交代を経ながら進化を続け、関東公演(2003年)、国立劇場おきなわ公演(2005年)、自主公演による勝連城跡公演(2007年)、初の海外公演であるハワイ公演(2008年)、全国公演(2009年)などを開催し、全国に「肝高き心」を発信してきました。現在では、うるま市(具志川市・石川市を含む)の中高生に出演者を広げています。

2000年3月の初演から数えて、333回の公演を重ね、観客数は累計で19万人に達しました。これは単なる舞台以上のもので、子供たちの居場所づくりや人材育成、地域づくりの場として、県内外から注目を集めています。

阿麻和利のあらすじ

舞台は、真夜中の勝連城跡。

学校内では、年に一度の「幻の村祭り」なるものが噂になっていた。その真偽を確かめるため、こっそりと城跡に忍び込んだ子ども達。

そこで子ども達は、謎の老人「長者の大主」と出会う。突然、雷鳴の中から現れた「肝高神」から渡された巻物には『阿麻和利の乱』の真実が書き記されていた。勝連城10代目城主だった阿麻和利とは、一体どんな人物だったのか?

きむたかの子たちは、巻物の内容を読み解くうちに、1456年当時の勝連にさかのぼり、歴史の闇に閉ざされた民草の王としての、真の阿麻和利の姿に近づいていくのだった…。

イベント概要

現代版組踊「肝高の阿麻和利」文京シビックホール公演

2023.8月20日(日)
【1回目】12:00 開場/13:00 開演
【2回目】17:00 開場/18:00 開演

2023.8月21日(月)
【3回目】10:00 開場/11:00 開演
【4回目】14:30 開場/15:00 開演 

※4回目のみ開場時間30分となっております
※上演時間:2時間40分(途中休憩あり)

会場:文京シビックホール 大ホール

チケット購入や詳しくは公式ホームページにて

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