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継続こそ健康長寿のカギ! 初心者だから続けられるジム

URBAN FIT24会長・山本拓真氏(左)、俳優の大谷亮平氏(中)、同社社長の山本景士氏(右)

医療・介護プラットフォームのリーディングカンパニーである「株式会社カナミックネットワーク」(代表取締役社長:山本拓真氏)の子会社であり、関西を中心に22店舗を展開する人気の24時間ジム「URBAN FIT24」(株式会社アーバンフィット:代表取締役社長:山本景士氏)の都内第2店舗目となる「URBAN FIT24 池上駅前店」が4月11日にオープンした。俳優の大谷亮平氏も駆けつけた同店のオープニングイベントで見えてきた「あるべきジムの可能性」について取材した。写真◉平山訓生、アーバンフィット


健康寿命延伸による社会課題へ向き合う

 2022年5月、クラウドサービスとして医療・介護・子育てのB to Bユーザーを増やしながら、プラットフォームサービスを拡大し続けてきたカナミックネットワーク社が同社の強みである介護ITの技術を駆使して健康寿命の延伸を目的とするフィットネスジムの運営に参画した。その目的は『介護の活性化』を目指してきた同社は、日本社会全体を考えたときに、『介護にならない人を増やす(フレイル予防)』ことも同じく重要なミッションだと認識しているからだ。

 前回の記事(23年6月15日配信)でも述べたが、具体的には「健康寿命」の延伸が世界的にも重要な社会的課題になっており、例えば日本の男性は平均72歳で健康寿命が終わり、そこから約10年間は不健康な体と向き合いながら生きていく傾向がある。できるだけ長く健康寿命を維持すること、介護が必要な期間を短くすることは、個人にとっても幸せな老後に直結し、社会的にも医療・介護のリソースに余裕を持たせることにも寄与できるからである。

ジムのあるべき方向性「初心者から初級者へ」

「トレーニング初心者から初級者へ」山本拓真会長は、大谷亮平氏との対談のなかでジム運営における独自のサービスを訴えた。

 

 今回、全国で22店舗となる池上店のオープンで同社ジム運営の方向性が顧客へはっきりと打ち出されたことが、顧客にとって「継続的」な安心感につながるものとなったことは特筆すべきことである。同社が打ち出す顧客の健康維持、管理の前提は「顧客がトレーニングを継続的に楽しく行えること」すなわち「健活PDCAサイクル」の実現である。

イタリア製で最上級の「テクノジム」のマシンと心から落ちつけるロッカールーム。 

 顧客の自由に使える可処分時間に対するジム利用率(時間)を高めることができれば、顧客の健康の基盤となる筋力、体力を高めることができる。山本拓真会長は「顧客がジム初心者から初級者へ」と段階を経て生活のなかでフィットネスを習慣化できるサービスに専心する方向性を訴えた。なぜなら、旧来のフィットネスジムは顧客にとって日常生活の中で習慣化しづらい、言い換えれば「幽霊会員化」しやすいサービスにとどまっていたからであろう。筆者も含めて読者の皆さんもジムには入るが、最初の1か月以外は次第に利用しないことを何度か経験しているのではないだろうか。要は、初心者にとってトレーニングがつまらなくなるのである。同社のサービスは、顧客の継続性を第一と考え、環境設計されている。具体的には顧客のライフパフォーマンス向上を目的とした、充実の設備と上質な空間、そしてホスピタリティ高いサービスを提供しているのである(以下、同社独自のサービス参照)。

○おしゃれな空間: NYブルックリンスタイルのオシャレな内装で気分が上がるトレーニング環境。
○高品質な設備: イタリア製テクノジムの最上級マシンと厳選されたフリーウエイトを種類豊富に設置しているので、初心者から上級者まで満足のいく設備環境。
○ホスピタリティ: ホスピタリティの高いスタッフがきめ細かく会員様をサポート。
○女性に人気: 女性会員比率が4割の女性に優しい24時間ジム。
○ケガ予防: 大手口コミサイト「STORES」(※)で口コミ数日本一『☆4.9』を獲得した理学療法士が監修したボディケアとタイプ診断を付加したパーソナルトレーニングサービスを提供。
  ※STORES 2021年1月~2023年4月
○専用サーバー: 全国初。プロテイン・アミノ酸サーバーから24時間気軽に栄養補給できる設備を提供
○独自アプリ: 健康寿命延伸にヘルスケアデータ活用のアーバンフィット独自のフィットネスアプリを提供 

トレーニング初心者が毎日継続できる習慣化をもって「初級者」と位置付けた同社サービスは顧客の自宅・職場でもない「サードプレイス」として十分に果たせるものである。居心地のよいカフェにいるかのようにトレーニングできる環境なのである。

オープニングセレモニーで見えたジムのあるべき姿

健康寿命の延伸はもちろん「要介護者を増やさない(フレイル予防)」としてのフィットネスを提唱することが、社会的な使命でもあると訴える山本景士社長

 

オープニングセレモニーの祝辞で大谷亮平氏がジムの設備について「びっくりしました。おしゃれでロッカールームはブティックのようで女性会員が多いことも本当に納得できました」と感想を述べた通り、居心地が良いジムということこそ、顧客にとってもトレーニングし続けるモチベーションとなる。

 この動機をいかに継続できるかが、ジム運営の鍵であると同時に、本来のあるべきジムの姿だろう。さらに、月日を重ね街の中にトレーニングの輪が広がり顧客同士のコミュニティが生まれた時、社会はさらに豊かさを増し、全体としての幸福(ウェルビーイング)が高まるともいえるのではないだろうか。

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