都心からわずか1時間でショートトリップが叶う古都・鎌倉。そんな鎌倉の由比ヶ浜エリアに5月3日、ホテル「WeBase鎌倉」がリニューアルオープンしました。鉄板焼きで楽しむイタリアン「Restaurant Co」も併設。オープン前に参加させていただいた試泊、試食についてレポートします!
WeBase鎌倉は南仏気分にひたれる場所
由比ヶ浜海岸近くのプライベート空間に立地
ホテルがあるのは、江ノ島電鉄・由比ヶ浜駅から徒歩3分、由比ヶ浜海岸から徒歩1分ほどの落ち着いた雰囲気の場所です。ホテルの建物は植栽でぐるりと囲まれていてプライベート感がありました。
WeBase鎌倉はもともとはドミトリー施設でしたが、今回のリニューアルで南仏をイメージしたリゾート感のあるホテルに全面改装されました。非日常を味わいたいときの鎌倉旅行の拠点としておすすめです。
オレンジカラーの開放的な客室がリゾート気分に
今回宿泊させていただいたのは「デラックスツインルーム」です。オレンジが基調の明るい室内ですが、家具やクッションには茶色が取り入れられているので落ち着いた雰囲気もあります。約40平米の広々とした室内は開放感も抜群!今回は1人で宿泊しましたが、2人でも充分のびのびと過ごせそうです。
アメニティの歯ブラシとコームは竹製品で、環境保全への配慮が感じられました。ホテルで使い捨てせずに、自宅に持ち帰って継続して使うこともできそうです。
客室はどれも広くてゆったり。好みでチョイスを!
その他の客室ものぞかせてもらいました!
こちらは「ダブルルーム」。ホテルでは一番小さい客室ですが、14または15平米あるので窮屈さを感じることはなさそうです。
「ツインルーム」は26〜30平米の客室です。ダブルルームでは物足りないけど、広すぎるお部屋は苦手だという方におすすめです!
「スーペリアツインルーム」はツインルームより少し大きい、30または、34平米のお部屋です。天気の良い日は、大きな窓から開放的な日差しが差し込みます。
1室ずつ用意されている「エグゼクティブツインルーム」と「プレミアムツインルーム」は50平米を超える広々としたお部屋です。
どのお部屋も居心地がよいので、連泊してホテルでゆっくりと過ごす時間を作るのもいいですね。
大浴場にはドライサウナを併設!身も心もゆったりと
大浴場もフルリニューアルされました。シックな空間で、リラックスしやすい落ち着いた雰囲気が漂っています。大浴場の窓から見える緑も癒し効果がありました。温かい湯に浸かってぼーっと緑を眺めていると、あっという間に時間が経っていました。
新設されたドライサウナはヒノキの香りが漂う空間。セルフリュウロもできるので、自分のペースで楽しむことができました。定員は3人ほどです。
また、ホステル時代の名残で、洗濯機や乾燥機も設置されていました。連泊や海水浴を楽しむ旅行のときにも便利ですね。
朝食はブッフェスタイルで
朝食は、広々とした窓が印象的なラウンジでいただきます。晴れた日には、窓から差し込む木漏れ日が幻想的です。
洋食のブッフェスタイルで、パンやスクランブルエッグ、ウインナー、サラダ、シリアルなどが用意されていました。好きなものを好きなだけ楽しみましょう。ドリンクはコーヒーやジュース、牛乳など。紙コップが用意されているので、部屋に持っていくこともできますよ。
地元素材を使った鉄板焼きイタリアン「Restaurant Co」
地元・鎌倉と高級鉄板焼きのコラボレーション
WeBase鎌倉の隣には、イタリアンと鉄板焼きが融合した「Restaurant Co(レストラン こう)」がオープンしました。鎌倉を拠点に創作イタリアンを提供している「Restaurant COCON」と、東京・広尾の「鉄板焼き 高見」が監修をしています。
臨場感あふれるオープンキッチンが魅力
店内は黒が基調で、落ち着いた雰囲気が漂っています。お店の中心には広々としたコの字型のカウンター席が設置されていて、中心にはオープンキッチンが据えられています。奥にはテーブル席も用意されています。
カウンターからは、オープンキッチンの鉄板で料理をするシェフの姿を眺められます。目の前で次々に美味しそうな料理が出来上がっていき、食べる前からワクワクが止まりませんでした。
要予約で、昼も夜もコース料理のみ
Restaurant Coは、ランチもディナーも同じコース料理のみの営業です。どちらも予約制。内容は3ヶ月おきに変わるそうです。一品ずつ料理の説明をしてもらえるので、どんな素材を使ってどんな方法で作られているかを噛み締めながら、美味しくいただくことができました。
素材は地元・鎌倉や近隣の葉山、三浦などを中心に新鮮なものを仕入れています。また、料理に合わせてワインをペアリングしてもらえるのも魅力の一つです。自分では選ばないような味に出会えます。コース料理は税込22,000円、ワインのペアリングは税込7,700円です。
地元出身のシェフが作る素材を生かした料理
シェフの河野弘貴さんは神奈川県出身です。料理人になった当初は中華の世界にいましたが、テレビで見たイタリアンの世界に惹かれて転身。その道、約20年になります。
河野シェフが心かげていることは「素材の美味しさを生かして、いかに楽しくアレンジできるか」。実際、コース料理には目でも楽しめる個性的な料理や、変わった組み合わせの料理が多数用意されていました。
WeBase鎌倉とRestaurant Coで非日常な旅を楽しんではいかがでしょう?