男も女も大人であれば、異性とはウィットに富んだ会話を楽しむべきである。時にはセクシーなテーマがあってもいいだろう。有事の前後に披露したい、誰もが思わず「へぇ~」となる、性雑学を紹介しよう。
ここ40年の間に、女性の胸は大きくなっている
大手下着メーカーのトリンプ・インターナショナル・ジャパンの調査では、1980年に日本人女性の58.6%を占めていたAカップが、2018年にはわずか2.1%にまで減少し、かわりに、4.5%だったDカップ以上が同期間に53.1%と大きく増加した。
Eカップ以上でも26.8%と、4人に1人はEカップなのだ。日本女性の巨乳化の理由は食生活の変化だ。欧米化の食文化が日本にも浸透したことで、以前の日本人よりもかなり乳製品や肉類を多く摂取するようになった。
結果として体全体が昔よりふくよかになり、胸も大きくなったと考えられている。
手首から肘の長さで男性器のサイズがわかる
今東西、いつもは秘められている勃起時のペニスの長さを、体の部位で測ろうとする説はいろいろある。手首から肘の長さの半分がペニスのサイズとするものや、中指をまげて手のひらに付いた所から伸ばした中指の先までなど。ある調査では、日本人の平均は13.56cm、亀頭の直径3.53cm、陰茎の直径3.19cmとのこと。WorldData.infoというサイトでは、世界88カ国の平均ペニスサイズを閲覧できる。1位はエクアドルの17.61cmで、日本は61位。世界平均は14.05cmと、日本人は平均よりちょっと小さいだけなので、外国の女性にも臆することなく挑戦しよう!
中国の「道教」が推奨する長持ちテクニック「止精回流法」
中国三大宗教の一つ「道教」には、「長持ち」させるための秘儀があるという。道教では、射精をせずにセックスを続ければ健康になるという教えがあり、1度我慢すれば目や耳がよくなり、2度我慢すれば声に張りが出て、9度目には神明の境地に達する…らしい。
そのため「長持ち」のテクニック「止精回流法」が教えられている。やり方は、達してしまいそうになったら、まずは左手の人指し指と中指で陰のうと肛門の間のツボを強く押さえる。そして、深呼吸しながら歯ぎしりするというものだ。
これで射精を我慢できると同時に、精が脳に入り至福の瞬間を味わえるとか。早漏でお悩みの方は試してみては?
陰核の役割は快感を得るだけ?
クリトリスの役割は性的快感と興奮を得ることのみ。男性のペニス部分に相当するといわれているが、感覚神経の数はペニスに約4000本、クリトリスにはその倍の約8000本あることからも、どれだけ快感を得るのに特化しているかがわかる。ペニスと同様に朝勃ちをしたり、女性の7割は仮性包茎の状態、または真性包茎のように完全にうまってしまっている人もいる。うまっていたとしても機能は同じで快感を得ることには変わりはない。ギリシャ語で「封をするもの」という意味のクレイス、「小さな丘」という意味のクレイトリスが名前の由来といわれている。
フィンランドでは同性性交OK!
フィンランドで婚姻法が改正され、同性婚が合法化したのが2017年。18歳以上で未婚であること、近親婚ではないことが条件。さらに、同性婚の場合「シビル婚」という非宗教的なものか、もしくは宗教的(教会での結婚)なものなのかによって、牧師が認めるか認めないかが決まるという。
世界ではフィンランドのほかに、オランダ、ベルギー、スペインなど28カ国で同性婚が認められている。日本の法律では同性婚は認められていないが、50を超える自治体でパートナーシップ制度が導入されている。性の多様性が認められている昨今、同性婚は時代に求められているのかもしれない。
旧約聖書から生まれた自慰の名称
自慰のことを「オナニー」と呼ぶのが一般的であるが、その語源は、何と『旧約聖書』の創世記38章1~10節に記されている。
オナンの父ユダは、長男のエルにタマルという妻を迎えた。ところが、エルがユダを怒らせたので神はエルを殺してしまう。そこでユダはオナンに、タマルを娶(めと)って、エルの替わりに子孫を残せと指示した。しかしオナンは、その生まれる子供は自分のものとはならず、自分の相続人にもならないことを知っていたので、性交の際、故意に精液を地に流した。
この事は神の意に反するため、オナンは主によって処刑された。この旧約聖書のオナンの話が語源となり、オナニーとなったというわけだ。