読切

2022/02/14

「朝散歩」が健康に役立つ最強ルーティンの理由

1週間程度でセロトニンが活性化

樺沢 紫苑

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まだまだ長引きそうなコロナ禍での生活。そこで知りたいのが、メンタルや体調を崩さないための、ストレス対処法だ。You Tubeでも人気の精神科医、樺沢紫苑さんに今すぐ、誰でもできる方法を聞いてみた。

朝、セロトニンを活性化させ、体内時計を整える

幸福感を得るには土台となる「セロトニン」の活性化が不可欠
 幸せのベースになるのは、まず、心と体の健康である。
 それを手に入れるには、幸福感を引き起こす脳内物質、セロトニンを活性化させればいいと樺沢さん。

「方法は実に簡単。朝起きてから1時間以内に15~30分の散歩をするだけです。朝日を浴び、リズムを良く散歩をすることでセロトニンが活性化して体内時計がリセットされ、睡眠不足が解消されるようになる。また、副交感神経から交感神経への切り替えがうまくいき、自律神経も整うというわけです。メンタル疾患がある人も、朝散歩を1週間程度続けると、低下していたセロトニンが活性化し、自律神経失調症も改善します」

 最初は無理せず、週3回、15分程度の朝散歩からスタートしよう。
「青空が気持ちがいい、爽やかだ、今日の1日頑張ろう」という気持ちが湧いてきたら、セロトニンが活性化してきた証拠。自分のペースで回数を増やしていけばいい。

「ただし、30分以上の散歩は効果が頭打ちなので、長く歩く必要はありません。おすすめは、夫婦や親子でコミュニケーションをとりながら朝散歩をすること。そうすれば、幸せになるための2つ目のステップ、安定した人間関係を生む脳内物質、オキシトシンも活性化できます。メンタルを整える最強のモーニングルーティンなので、是非実践してください」
朝起きてから1時間以内に15~30分の散歩を

【朝散歩の効果的な実践方法】

  • 起床後1時間以内で体内時計が整う
  • 15~30分でセロトニンが活性化
  • 散歩後に朝食をとればさらに効果アップ
気分や意欲に関係する脳内物質、セロトニンを活性化させるのは「朝日を浴びる」「リズム運動」「咀嚼」。起床後1時間以内に、リズムよく15~30分程度の朝散歩をしてからよく噛んで朝食を摂れば、これらの条件を全てクリアできるため、セロトニンが活性化し、清々しい気分が得られ、意欲がアップする。
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樺沢 紫苑

かばさわ・しおん
精神科医・作家
1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年よりイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。YouTube「樺沢紫苑の樺チャンネル」で人気を博すほか、『学びを結果に変えるアウトプット大全』(サンクチュアリ出版)シリーズは70万部の大ベストセラーに。

かばさわ・しおん
精神科医・作家
1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年よりイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。YouTube「樺沢紫苑の樺チャンネル」で人気を博すほか、『学びを結果に変えるアウトプット大全』(サンクチュアリ出版)シリーズは70万部の大ベストセラーに。

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