『一個人』2024年3月号、2月16日(金)に全国発売しました。風神雷神が目印です!
それでは、今号の見どころをご紹介します。
[大特集]全国47都道府県 地名に託した先人の知恵 地名の謎と歴史
私たちが普段当たり前に読み、書き、口にしている地名。実は日本の地名は地形に由来するものが多く、その土地の性格やそこで暮らしていた先人からの警鐘やメッセージが込められています。ところが、近年は地名としての音だけが残り、その意味が忘れ去られています。今改めて地名の成り立ちを知り、時を超えて、祖先・土地との対話を始めましょう。
特集には、地名作家の谷川彰英さん、日本地名研究所、姓氏研究家の森岡浩さんに協力していただきました。
[Contents]
・いま壊れる地名文化
・地名と名字の歴史
・日本は「地名列島」である!
・全国47都道府県 地名由来辞典
・難読地名クイズ
・「水海道」に隠された水と人とのつながり
・あなたの周りの災害地名
・東西南北【鉄道車両】対決!地名列車の旅
[第二特集]大江戸古地図謎とき探訪
江戸時代、徳川家康の手によって東国の田舎町は、国内最大の都市へと姿を変えました。今や1000万人都市となった東京ですが、街を歩けば今でも江戸時代の面影が残されています。古地図を片手に、時に老舗グルメに舌鼓を打ちながら、東京の街へ繰り出しましょう。
[Special]聖地熊野への入口を訪ねる
和歌山県の聖地・熊野古道を歩いたことがあるという方は多いでしょう。熊野三山はよく知られていますが、実は聖域へ至るまでの入口とされるのは藤白エリア(和歌山県海南市)です。参詣者を静かに待つ、名所旧跡を旅した様子をお届けします。
巻頭インタビューには民俗学者の新谷尚紀さんが登場、また、日本宗教史研究家の渋谷申博さんの新連載「暮らしのなかの小さな神社」も始まりました。是非、書店等やAmazon、楽天ブックス等でお求めください!